成田空港 PCR検査体験談

会社員お役立ち

皆さんこんにちは。海外赴任中会社員のロイネです。

年末は日本に一時帰国し、年が明けてからも2週間ほど日本からリモートワークしてました。
というわけで1月中旬に赴任先に戻りました。

コロナ禍ということもあって色々準備があったわけですが、その中の一つに赴任先に入国する際に要求される、出発24時間前のPCR検査がありました。

これをクリアするために、私は成田空港にあるPCRセンターというところでPCR検査を受けてきました。

現在日本ではPCR検査は普通の内科の病院でも受けられますが、その内容を知らない方、空港でのPCR検査について知りたい方もいるのではないかと思い、この記事を書かせてもらいました。
成田空港のPCR検査だけの情報では少し限定的な感じがしたので、PCR検査自体の情報も加えておきました。

私の体験談が少しでもどなたかお役に立てたら幸いです。

それではいきましょう!

プロフィール

すでに知っている方、興味のない方はすっ飛ばしてください。

  • 現在ヨーロッパ赴任5年目の30代会社員
  • 英語は昔から苦手。。。
  • 家族は妻と娘
  • 会社員でいるだけよりももっと可能性を広げたいと思いブログとTwitterを2021年8月に開始
  • 会社員、私生活、バスケットボールに関ブログを執筆中(更新は不定期)
  • 趣味はバスケットボール観戦、筋トレ、アメリカドラマ
  • Twitterのアカウントはこちら(https://twitter.com/golgolroynet)。フォローよろしくです。

そもそもPCR検査とは

いきなり他力本願感丸出しで申し訳ないですが、以下の東京ビジネスクリニックさんのHPや株式会社ドクタートラストさんの動画が非常に分かりやすく説明してくれています。

東京ビジネスクリニックHP:https://www.businessclinic.tokyo/archives/2718
株式会社ドクタートラスト、5分でわかる!PCR検査、抗原検査、抗体検査の違いって何?:https://youtube.com/watch?v=DwUIvMJe-rU&feature=share

簡単にまとめると以下のような感じ

  • ウイルスの遺伝子を専用の薬液を用いて増幅させ検出させる検査方法で体内にウイルスが存在するかを調べる。
  • 鼻や咽頭の細胞を拭って検査する。
  • 感染してから発症する数日前より検出可能とされている。
  • 抗原検査よりも精度が高い。

ちなみに抗原検査も鼻や咽頭の細胞を拭って検査 をしますが、PCR検査と検査手法が違います(ウイルスの抗体を用いてウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)を検出する)。

また検査結果が出るまでの時間は30分とPCR検査(2時間~)に比べて短いですが、精度が劣ります。

2022年1月現在、症状のある人と感染者と濃厚接触した人で検査が必要と判断された人は、PCR検査と抗原検査を保険適用で受けることができます。

PCR検査の料金に関しては、私がインターネットで調べたところ、病院によって若干変わるものの、保険適用しないで受けた場合は2-3万円程度。
保険適用の場合は2-3千円程度でした。

成田空港PCRセンターの情報

簡単ではありますが、成田空港PCRセンターの情報を書いていきます。
以下のHPが公式ページなので詳細はそちらをご覧ください。

成田空港PCRセンターHP:https://www.nms-pcr.com/

成田空港にはターミナルが3つありますが、第1ターミナルと第2ターミナルにPCRテストセンターがあります。

所在地と受付時間は以下の通りです。

成田空港PCRセンターHPより引用(https://www.nms-pcr.com/

受付時間を見ると第1ターミナルの方が時間が限られていて、急ぎでない場合は第2ターミナルの使用を勧められそうですね。
第2ターミナルは24時間ですが、時間外の場合は検査料金が割高になるみたいです。
また、どちらのターミナルも事前に予約をしないと料金が高くなってしまうようです。

予約の有無と受付時間によって変わる料金は以下の通りです。この料金には証明書発行料も含まれています。
受付時間外と予約なしでは予約有の受付時間内と比べると2万円も割高です。。。

成田空港PCRセンターHPより引用(https://www.nms-pcr.com/

陰性証明書の発行のみも受け付けているようで、検査結果を待っている間も移動したいという人などには結構便利かもしれませんね。

検査結果に関しては、陽性だった場合は電話がかかってきます。
陰性であれば電話はなく、陰性証明書を数時間後に受け取ります。

陰性証明書が受け取れる時間はその日の混雑具合によって変化するようですが、検査当日の受付時に証明書を受け取れる大まかな時間を伝えられます。
検査を受けた当日でなくても次の日に受け取りことも可能です。

個人的にはフライトの前日に検査を受けてフライト当日に陰性証明書をピックアップするといった流れがいいかと思っています。
検査結果が出るのが多少遅れても問題ありませんし、検査結果の待ち時間を空港で数時間時間を潰す必要もなくなります。
検査後一度空港から出るのもありですが、また空港と他の場所の往復は移動時間でかなり時間をとられるので。

成田空港PCRセンターでのPCR検査体験談

さて、ここからは私の体験談を書いていきます。

まず予約についてですが、私は待ちたくなかったし、余計にお金を取られたくなかったので事前に予約をしてから行きました。
先ほどから書いている成田空港PCRセンターのHP(https://www.nms-pcr.com)から予約をすることができます。

事前予約を行うためにはアドレスとパスワードで個人情報を登録する必要があります。
予約時間は30分毎になっています。込み具合にもよると思いますが、問い合わせたところ、多少早くいっても受け付けてくれるようです(私は1時間くらい早く着きましたが、受け付けてくれました)。

私は第2ターミナルで検査を受けました。
以下の写真のように、成田空港第2ターミナル1階の看板にはPCRセンターの文字が大きく表示されています。
場所も端っこに設置されていることもあるので簡単に辿り着けると思います。

成田空港第2ターミナル1階、PCRセンターの看板

PCRテストセンターの中はHP内にある以下の図のような感じです(写真を取ればよかったのですが、人が結構いたので控えました)。

る成田空港PCRセンターHP(https://www.nms-pcr.com)の図に加筆



コロナ禍で既に年末年始の休みは終わっていましたが、結構人がいました。
また、検査機械のトラブルがあったらしく、検査結果を受け取るまで8時間程度かかるとのことでした。事前連絡はありませんでしたが、私のフライトは次の日でしたので問題ありませんでした。
この状況から見ても事前に予約をして、前日に検査を受けたほうが無難かと思います。

入口を入ると受付前に行き先や連絡先を記入する用紙を受け取り、記入後に受付をします。
受付で渡航先とフライト、検査結果が出るおおよその時間の確認、検査料の支払いを済ませて番号札と問診票を受け取りました。

少しすると係員の人(看護師?)に番号を呼ばれ、血圧や体温、血中酸素濃度を測ります。
またこのときに唾液を用いた検査か、鼻の中を拭う検査をするかを聞かれます。

唾液の検査は一定量唾液をキットの中に出せば終了である一方、唾液の必要量採取するために時間がかかるので、待ち時間がかかるそうです。
また、検査前1時間は飲食、うがい、歯磨きができません

係員の人曰く、鼻の中を拭う検査は医師が綿棒を鼻の奥に突っ込み細胞をとるだけなので待ち時間もなく素早く終わるとのことでした。

私は成田空港でpcr検査を受けるのは3回目ですが、早い方がいいし飲み物を1時間も飲めないことが辛いので鼻の中を拭う検査を選択しています。
ただ、結構鼻の奥まで綿棒をつっこまれるので少し不快です(私はいつも涙が出て医師に心配されます笑)。

問診票を書き終えると血圧と体温を測って医師のいる検査室の前で待機となります。

私の番号が呼ばれて部屋に入ると、座ってマスクを下ろし、綿棒を鼻の中に入れやすいように少し上を向くように言われます。
鼻の中の細胞を採取するべく医師が綿棒を鼻の中に突っ込み数回綿棒を鼻の中で回して採取完了。

やっぱり鼻の奥に綿棒を入れられるのはきついですが、本当にすぐに終わりました。
私と同じくらいに来て唾液検査を選択した人はまだ待っているようでしたので、短く済ませたい人は鼻の中を拭う検査の方がいいように思います。

私は次の日がフライトだったので、陰性証明書は次の日のフライトチェックイン前に受け取りました。
チェックインする際に陰性証明書の提示を求められるので、チェックイン前に陰性証明書を受け取るようにしましょう。

まとめと感想

体験談を書いてきましたが、まとめと感想は以下の通りです。

  • PCR検査は抗原検査よりも検査に時間が掛かるが精度高い。
  • PCR検査は陰性証明書付きで2-3万円で受検可能
  • 成田空港PCRテストセンターの場合は2万5千円で証明書付き(事前予約なし、もしくは9-17時の時間外に受検すると4万5千円)
  • 待ち時間短縮や費用節約、急なトラブルに対応するために事前予約した方がいい。
  • 鼻の奥を拭う検査の方が唾液採取よりも待ち時間が短くて早いらしい。ただ鼻の奥を拭うので少し不快。
  • 唾液の検査の場合は検査前1時間は飲食及びうがい、歯磨きはできないので唾液採取を選択したい人は注意。
  • 陰性証明書はフライトのチェックイン及びバックドロップのカウンターでチェックされるので、その前に受け取る。

今回はこんなところです。
ちょっと長くなりましたが、どなたかのお役に立てたら嬉しいです。

最近は徐々に入国時の陰性チェックや自己隔離が徐々に緩和されている傾向にありますが、本当の意味でコロナが終息してくれることを願うばかりです。

では!

コメント

タイトルとURLをコピーしました