海外赴任のメリット 赴任4年間の実体験!!

会社員お役立ち

どうも、海外赴任中の会社員、ロイネです。

海外赴任とは、海外への転勤のことで、海外転勤により海外で生活している従業員のことを、「海外赴任者」「海外駐在員」と呼びます。
海外赴任すると海外に住んで仕事をすることになりますが、当然ながら私生活も海外で送ることになります。

私はヨーロッパのとある国に海外赴任中で、現在大体4年経過しましたが、個人的にかなーりメリットを感じています。
想像したり、調べたり、会社の経験者に話を聞くことで、ある程度メリット・デメリットを知ることは可能かと思いますが、尊宅なしの生の声を聴く機会は限られているのではないでしょうか。

グローバル化が進み、海外赴任がどんどん当たり前になっていきそうな昨今、私の感じているメリット・デメリットを共有することは社会に有益なのではないかと思い、この記事を執筆しました!

この記事ではメリットについて書いていきますが、デメリットについても以下のリンクに書いているのでよかったら見てみてください!
海外赴任のデメリット 赴任4年間の実体験!!:https://kaishainroine.com/?p=27

それではいきましょう!

プロフィール

すでに知っている方、興味のない方はすっ飛ばしてください。

  • 現在ヨーロッパ赴任5年目の30代会社員
  • 英語は昔から苦手。。。
  • 家族は妻と娘
  • 会社員でいるだけよりももっと可能性を広げたいと思いブログとTwitterを2021年8月に開始
  • 会社員、30代男性に関係する内容のブログを執筆中(更新は不定期)
  • 趣味はバスケットボール観戦、筋トレ、アメリカドラマ、家族

Twitterも細々とやっているのでメッセージとかコメントとかくれたらうれしいです。
https://twitter.com/golgolroynet?t=bqNn8kmC7LcG7L3RvVl_Ug&s=03

お金が貯まる

人生の幸福度を上げるためにも非常に重要なメリットかと思います。
お金が貯まる理由は以下です。

ハードシップ手当で基本給がアップ!
ハードシップ手当は海外に住むことで発生する生活面及び精神面のストレスを考慮した手当。
どんなに治安の良い国いっても大抵つきます。多くの場合他にも手当がつくのですが、私の周りでは手取り換算で1.5倍~2倍になっているという話を多く聞きます。
ちなみに私の実績では1.7-2倍程度にはなったと感じています(仕事の等級が上がったの影響もありますが)。

手厚い福利厚生
海外赴任者への福利厚生からの補助(住居費、医療費、教育費、通信費等)は日本にいる時よりも大きくなる場合が多いです。
この手厚い福利厚生によって日本にいた時より固定費の出費が減るのでよりお金が貯まるようになります。

日本円の給与振り込みが貯金として機能する
海外の現地口座に生活費としての給与は振り込まれますが、一部は日本円で日本の口座に振り込まれます。
現地給与のみで日々の生活や旅行には大抵困らないので、日本の口座に振り込まれる日本円の給与は勝手に積み立て貯金として機能することになります。
自分からその口座に手を出さない限り自動的にお金が貯まっていきます。

以上のことを簡単にまとめると、
海外赴任すると給料は高くなるし、固定費は日本よりかからない。そして現地通貨とは別の日本円の給与があり、これが貯金として機能する。
よってお金が貯まっちゃうわけです。

海外旅行がしやすくなる。。。ことが多い。

旅行好きの人にはたまりませんね。
死ぬ前の多くの人がに「もっといろんなところに旅行しておけば。。。」と後悔するようなので、人生の幸福度アップにもかなりいいメリットかもしれないです。

脱線しましたが、海外旅行がしやすくなる理由はずばり、

海外赴任すると、島国の日本からよりもアクセスしやすくなる国が増えるから。

日本は島国なのでどこの海外に行くにも時間とお金がかかります。
もし海外赴任でヨーロッパ、アメリカ、東南アジア等の他の地域に住めば、周辺国や地域には2~3時間程度のフライトで簡単に行くことが可能となります。
もっと言えば、そもそも住んでいる場所がすでに海外なので赴任先の国内旅行も日本人から見れば海外旅行となります。

私は運よくヨーロッパに赴任できたので、土日だけでもヨーロッパの行ったことのない国、近くないと行かないようなマイナーな国・地域に旅行することができています(コロナ禍で今はなかなかいけませんが)。

具体的な数字としては、日本にいたときは行っても年1回だったのが、赴任後は少なくとも年5回は海外旅行に行くようになりました。
赴任先の国内旅行も海外とみなすならばもっと行っています。

ちなみに、「。。。ことが多い」と書いたのは、私がたまたまヨーロッパ赴任になったからそうなっただけで、必ずしもそうでない人もいるのかなーと思ったからです。

外国語能力(特に英語)が上達する

海外赴任するとほぼ十中八九外国語能力が上達します。
外国語、特に英語をビジネスで使っていたとなると今後のキャリアにおいてもかなり有利に働くのではないかと思い、メリットとして挙げました。

この理由は簡単で、海外赴任すると外国語(おもに英語)を用いて仕事はもちろん生活しなければいけないからです。

例えば。。。

  • 仕事においては少なくとも英語は必須。。。
  • スーパーで買い物するときもその国の言葉、せめて英語を話さないといけない。。。
  • 医者に行ったらドクターが外人だから症状とかせめて英語で話して聞き取らないといけない。。。

こうなると以下のことが起こります。

  • 半強制的に自分の言いたいことは外国語(英語)でなんて言うのか、どうやったらうまく伝わるのかを調べる(インプット)。
  • 調べるだけでなく話したり書いたりして実際に外国語(英語)を使う(アウトプット)。

これらのインプット&アウトプットを日常的に繰り返すことによって外国語能力が向上していきます。

私は留学経験も海外生活経験もありませんので赴任当初は英語をほとんどしゃべれませんでしたが、海外赴任してからかなり英語力は向上したと思います。

具体的な数値で表すことは難しいですが、イメージは以下のような感じです。
赴任前:日常会話は聞き取れるけどすぐ言葉が出てこない。会議はフォローできないし発言もできなず、使い物にならない。
赴任4年経過:会議の内容をフォローできて、必要に応じて発言もできる

まだまだスムーズな英語だとは言えませんが、赴任前と比べたら大きな進歩ではないかと感じています。

これは上に書いたように、自分で英語表現を調べてそれを会議や日常生活等で使用する機会が多くなったからだと思っています。

人生の見聞が広がる

これはキャリアとかを越えて人生にかなり大きなメリットと思っています。

海外で生活をして仕事をしているとその国の文化や生活様式はもちろん、その国の人々の考え方に触れれることになります。
時には日本では考えたことのなかった考え方や働き方、生活を身をもって体験することができます。

慣れていない海外の考え方や文化に触れたりその中で生活することはストレスだという人もいるかもしれません。。。

しかしそれでも私はこれはメリットと思います!!
まず考え方の幅が広がり、日本では当たり前と思ってたことがそうではないと気づかされることもあります。
また、異文化を経験することで生活力や様々なことへの対応力や柔軟性、さらには行動力も向上します。

例えば「働き方」です。

海外の人の多くは仕事は全力でやるけど、家族や私生活を優先するのは当たり前です。
会議や仕事の予定を合わせる際に、その日は休むから都合が悪い、その時間は家族と予定があるから別の時間にしようと普通に言います。

さらに、残業や休日出勤をすること、させることを徹底的に避けようと努力します。
時間内で精いっぱいできることをやろうという精神で、できそうにないものはあきらめることもあります。

聞いて衝撃だったのは、
「働くために生活しているのではなく、生活のために働いているんだ。仕事も大事だけど私生活を精いっぱい楽しまないともったいないよ」
という言葉です。

あたり前といえば当たり前ですが、「必要なら何を犠牲にしてでも死ぬ気でやって終わらせないと」と思っていた私には衝撃でした(笑)

この経験から、「できる限り無理はせずに私生活を豊かにしよう」という志向に変化し、人生の幸福度は前より上がった気がします。
さらに私生活を充実させようと考えるので、行動するスピードも上がったし、仕事の取捨選択や効率をより気にするようになもなりました。

これは一つの例ですが、このように見聞が広がることで私生活面も仕事面でもメリットになることが多くあると思います。

まとめ

いろいろ語ってきましたが、私の感じるメリットをまとめると、

  • お金が貯まる:給与が上がるだけでなく、補償が手厚くなるから
  • 海外旅行がしやすくなる:住む場所が海外になり、島国の日本からよりも行きやすい国ができる。
  • 外国語の能力が向上する:話さないといけないので半強制的に外国語力が向上する。
  • 人生の見聞が広がる:海外の文化や考え方に触れることで自分の見聞の幅が広がる!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
私が経験して皆さんと共有したいこと、特に役に立ちそうなことをまた書いていきたいと思います。

では!

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