皆さんこんにちは。
ヨーロッパ赴任中のロイネです。
今回はこのコロナ禍における帰国体験談について書きたいと思います。
国によって違いますが、私の赴任先から入国した場合流れは以下のようになります(2022年12月初旬、オミクロン株が発見され始めたころ)。
・入国後3日間は政府指定の待機場所にて待機
・その後入国後14日*経過するまでは自分で用意した待機場所にて自主隔離
(*日本到着日は0日目として数える)
体験談全体として長くなってしまうので、何記事かに分けて書いてきたいとおもいます。
本記事は自主隔離中の生活(日本入国後4日目~15日目)について書いていきます。
つまり政府指定ホテルでの隔離ではなく、政府指定ホテルを出所した後の自主隔離中の過ごし方について書いていきます。
いろいろ変更があって本体験談と異なる事例も今後出てくるかと思いますが、少しでも誰かにお役に立てればと思います。
私の体験とその感想等を書いていきます。
いくつかのチャプターに分けて書いているので気になるところだけでも見ていただければ幸いです!
関連記事は以下です。
・帰国準備編:https://kaishainroine.com/?p=388
・日本入国(成田空港から政府指定ホテル入所まで):https://kaishainroine.com/?p=393
・政府指定ホテル編:https://kaishainroine.com/?p=404
・自主隔離ホテル編 :https://kaishainroine.com/?p=427(本記事)
本記事の項目は以下のようになっています。
・自主隔離期間中のルール
・自主隔離期間中の生活
・注意点と感想
今後いろいろ変更があるかと思いますが、誰かにお役に立てればと思います。
それでは行きましょう!
プロフィール
すでに知っている方、興味のない方はすっ飛ばしてください。
- 現在ヨーロッパ赴任4年目の30代会社員
- 英語は昔から苦手。。。
- 家族は妻と娘
- 会社員でいるだけよりももっと可能性を広げたいと思いブログとTwitterを2021年8月に開始
- 会社員、30代男性に関係する内容のブログを執筆中(更新は不定期)
- 趣味はバスケットボール観戦、筋トレ、アメリカドラマ
- Twitterのアカウントはこちら(https://twitter.com/golgolroynet)。フォローよろしくです。
自主隔離期間中のルール
厚生労働省が示す自主隔離期間中の基本ルールは以下のようになっています。
・自宅や宿泊施設(登録待機場所)で待機し、他者と接触しない。
・毎日、位置情報と健康状態の報告を行う(誓約義務)。
14日間の待機期間中のルール(厚生労働省HP):https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00263.html
1項目目の「登録待機場所」は自分で確保した自主隔離期間中の滞在先のことで、入国時の誓約書及び質問票に住所を登録させられます。
2項目目の「位置情報と健康状態の報告を行う」は入国者健康居所確認アプリ(MySOS)による位置情報・健康状態の報告のことです。
MySOSのアプリは日本入国時に空港でインストールされているかがチェックされます。
誓約義務と書いてあるのは入国時に誓約書にサインする必要があるということです。こちらも空港内で行います。
詳細は日本入国編をご覧ください。
さて、2項目目に 「位置情報と健康状態の報告を行う」 とありますが、入国後14日間(政府指定ホテル及び自主隔離ホテルでの隔離期間中)にMySOSでやることは具体的に以下です。
政府が作成したルールからに抜粋ですが、私のコメントを赤字で書いておきます。
- 14日目まで自主隔離を行う滞在先に到着したらアプリの待機場所登録ボタンで待機場所を登録(政府指定ホテルに滞在して移動した人は移動後に登録し直す必要があります)
- 現在の位置情報を求める通知が届いたら現在地報告ボタンを押して応答(8時-18時位の間に通知が来て、日によっては2回通知がくることもあった。仮にすべてに応答できなくても問題にはならないらしい)
- 1日1回健康状態の報告(体温と体調の報告。実施していない場合は通知がくる)
- 入国者健康センターからのビデオ通話に応答する(8時-18時位の間に通知が来ていたが、ほとんどの場合、人ではなくロボットから。日によっては2回かかってきたこともあった。すべて応答できなくても問題はないらしい。)
MySOSの詳細な使用方法は以下の厚生労働省HPに書いてあります。
厚生労働省HP:https://www.hco.mhlw.go.jp/
「ご利用ガイド」クリック後に出てくる「ご利用ガイドPDF、詳細版」が画像付きで詳しいです。
自主隔離期間中の生活
自主隔離中の生活は政府指定ホテルで過ごすよりもかなり制限は少ないです。
通知が来たらアプリに応答しなければなりませんが、ずっと誰かに見張られるわけではありませんし、外に出ることが完全禁止されているわけではありません。
上に書いたルールにあるように、友人と会う等の他者との接触はできませんが、コンビニやスーパーに必要最低限の食べ物を買いに行く、健康のために軽い運動のために外に出ることは可能です。
正直どこまで許されるのかは曖昧ですが、個人的には健康に生きるために必要なことは許されるのかなーと解釈しています。
私はビジネスホテルで自主隔離していましたが、今回は以下の二つのことをホテル側から制限されました。
以下に少し書きますが、今回自主隔離の人間に対して何をどこまで制限して、どこまでその不便さをカバーするかはホテルによって違いそうです (実は私は自主隔離をされるのは3回目で毎回違うホテルに泊まっています)。
- ホテル代に朝食が含まれていたが、バイキング形式なので行かないように言われる。
- 前に自主隔離で泊まったホテルでは代替案として部屋で食べられる朝食を用意してくれました。
- 一方で朝食に関して、一時帰国者に特に何も制限しないホテルもあります。
- 滞在中部屋に掃除は入れないため、掃除はなく、リネン類の交換はセルフ。
- リネン類はお願いすれば新しいものを持ってきてくれました。使用済みのものは部屋の外に置いておけば回収してくれました。
- 前回泊まったホテルは掃除できない代わりに数日ごとに部屋を変更してくれました。
制限されたと言ってもこの程度ですのであまりストレスには感じませんでした。
実際の生活はというと、仕事が忙しかったこともあって毎日のほとんどの時間仕事をしていました。
それ以外は混む時間から少しずらしてご飯を買いに行き、気分転換に部屋の中で筋トレしたり、人通りが少ない休日の早朝や平日の昼間の時間に外を走ったりしていました。
Wi-Fi環境も良かったので仕事が落ち着いたら動画を見たりブログを書いたり、本を読んだり調べ物をしたりすることもできました。
隔離といえば聞こえは良くないですが、一人でいることが苦痛でない人に取っては、集中して何かをできる時間を確保できると感じられるかもしれないです。
注意点と感想
自主隔離生活の体験を通して感じた注意点と感想ですがは以下かと思います。
- とにかくWi-Fiの評判のいいホテルを予約
- 隔離されているので基本はホテルの部屋で過ごします。Wi-Fiが弱いと娯楽も仕事も本当に何もできません。
- 口コミなどからWi-Fiの評判をよくチェックして予約しましょう。
- スーパーやコンビニの近くのホテルがいい。
- 隔離中ですが、食料などの必要なものは自分で調達しなければなりません。ホテル周辺の店舗はよくチェックしましょう。
- 個人的にはテイクアウトができる飲食店やドラックストアの有無も確認することをおすすめします。食は一つの楽しみですし、ドラックストアは日用品をそろえるのに何かと便利なので。
- 部屋のデスク、デスクチェア
- 隔離中デスクワークをしようと思っている人はデスクやデスクチェアは要チェックです。
- ホテルの画像で雰囲気だけでもチェックしましょう。座り心地まではわかりませんが、よさそうなものかどうか位はわかります。
- また、デスクの広さは確認しておいた方がいかもしれません。自分のパソコンおよびディスプレイを置く十分なスペースがあるのかはパソコンを持ち込む人には死活問題でしょうから。
- 部屋についているものを確認
- これは人によって何が欲しいかが分かれますが、チェックしておいた方がいいです。
- 例えば、電気ポットがあるか、風呂はシャワーのみか、冷蔵庫ついているか、冷暖房は各部屋で管理可能か等
- 部屋ではありませんが、コインランドリーの有無も見ておいた方がいいです。
- 待機中にやることを決めておいて、それに応じて荷物やホテルの準備
- 14日間も隔離期間がるので何かやることを決めておきましょう。仕事でも趣味でも時間があったらやってみたかったことでもなんでもいいです。
- やることが決まったらそれに応じて持っていくものを決めて、それにあっている環境のホテルを選ぶといいと思います。
- これをやるだけで隔離期間の充実度がかなり変わると思います。
- ちなみに私は仕事で終わらせるべきことをリストアップして、さらに読みたい本、書きたかったブログ記事、さらには食べたいもの、飲みたいものまでリストアップしていました。
とまあ、自主隔離ホテルでの生活はこんなところです。
私はそこまでストレスに感じることはありませんでした。
強いて言うな、せっかく日本に帰ってきているのに家族や友人と会うことができないことでしょうか。
隔離が終われば会えるのですが、物理的には会えるのに会えないという点で歯痒さのようなものをかんじました。
あと感じたこととしては、本当の意味でこの自主隔離が意味あるのかというと少し疑問でした。
上に書いたように、MySOSアプリの応答もすべて完全に実施しなければならないわけではないし、誓約書にサインはしているものの自主隔離中の行動を誰に監視されているわけでもないです。
こうなると何をしてもいいかの判断は個人の判断になってしまうなーと。。。
さて、長々と書いてきましたが、以上が自主隔離ホテル編となります。
隔離体験談記事もこれで終わりですが、少しでも誰かの役に立てたらうれしいです。
一時帰国する人がどれだけのことをして帰ってきているのかも合わせて知っていただけたのであれば幸いです。
また何か体験したことを書いていきたいと思います。
では!
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